海外、外資系で仕事をゲットするための CV(履歴書)作成のヒント
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国際的な機会をつかむために、アメリカやイギリスなどの英語圏で夢の職に就くためのキーは、履歴書の書き方をマスターすることです!日本では「履歴書」として知られていますが、海外で成功するための、実践的なヒントについてお話しします!
- 履歴書を読み解く: 日本の履歴書とCVの違い
- 文化の違い: 日本の履歴書VSイギリスのCV
- 海外で成功のための履歴書の作成: CV作成にあたってのヒント
- イギリスYouth Mobility Scheme(YMS): 仕事のチャンス
- 結論: 国際的なキャリアを得よう!
履歴書を読み解く: 日本の履歴書とCVの違い
日本の履歴書は通常、個人情報、学歴、職歴などを簡潔にまとめたものですが、イギリス(西洋)のCV(履歴書)は経験や、スキルなど、より詳細な情報が求められます。CVはCurriculum Vitaeの略です。 より優れたCVの作成が仕事探しの重要なポイントで、英語圏のCVを理解することが大切です。これにより、他の応募者に差をつけることが出来ます。
デジタルの波に乗る: オンライン履歴書の提出 日本では今でも履歴書は紙ベースで提出することも多いですよね?アメリカやイギリスでは、手書き、紙ベースのものではなく電子的な履歴書(CV)が好まれます。デジタル化により、申請プロセスが効率化され、オンラインの求人サイトなどであなたのプロフィールが容易にアクセスできるようになります。
このデジタル化の流れに合わせるためには、デジタル履歴書を作成し、オンラインプラットフォームなどでの提出方法に詳しくなることで、海外の求人市場で存在感を十分に発揮することができるでしょう。
文化の違い: 日本の履歴書VSイギリスのCV
提出方法以外でも、日本の履歴書と海外のCVの微妙な違いがあります。先ほど日本の履歴書には通常、個人情報、学歴、職歴が含まれ、海外のCVでは実績、スキルなどの情報が求められることがあるとお話ししましたが、その他にもあります。
フォーマットやレイアウトも異なります。日本の履歴書は簡潔で、写真を添付することが一般的ですよね。海外のCVは通常、より構造化されたものとなります。これらの違いにうまく対処し、海外のCVに合わせて調整してみましょう。実績を強調し、言語スキル(仕事内容による)に焦点を当て、CVを海外の雇用主の目に留まるように作りましょう。また、CVは1枚もしくは長くても2枚に収めるようにすることも大切です。
海外で成功のための履歴書の作成: CV作成にあたってのヒント
異なる文化の中で成功するためには、戦略的な考え方が必要です。
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実績をアピール: 海外のCVでは、実績を強調することが最も重要です。仕事内容にもよりますが、できるだけ結果を数量化し、記載するこもと大切です。
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言語スキルを強調: 英語圏の求人においては、英語ができることは大前提で、履歴書では、英語のスキルも大切ですが、日本語ができることも必ず記載しましょう。英語プラス他の言語が出来ることでプラスアルファになることも。
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求人に合わせ内容変更: 各求人に応じてCVの内容を変更してください。スキルや経験をポジションの具体的な要件に合わせて、アピールしてみましょう。
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構造がポイント: CVには明確で構造化されたフォーマットを採用してください。情報を整理し、雇用主が簡単に詳細情報を見つけやすくしましょう。また、イギリスでは、WordでCVを提出することが好まれます。例えば、Indeedに載せるCVや、リクルートの会社に渡すCVはWord形式にて提出します。
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視覚的な魅力: 日本の履歴書はシンプルなフォーマット(決まったフォーマット)を採用することが一般的ですが、海外のCVはフォーマットが決まっていません。視覚的なデザインを取り入れ、読みやすい履歴書の作成を心がけましょう。
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写真その他の個人情報: 日本の履歴書には写真が含まれることがよくありますが、海外のCVでは連絡先情報以外の個人情報を含めないことが一般的です。個人情報に関しては、名前、メールアドレス、電話番号とどのエリアに住んでいるか(Londonなど)を記載します。実際に住んでいる家の住所や、パスポート、運転免許証や年齢は記載する必要はありません。これらの個人情報は、実際に雇用が決まってから勤務先に提出するもので、雇用が決まる前に提出する必要はありません。
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CVスキャナーの利用: 日本でも応募者を最終学歴でフィルターにかける事などがあるとされていますが、イギリスでも企業が応募者をスクリーニングし、適格性を評価することがあります。例えば、関連キーワード使用、シンプルなフォーマット、必須項目の記入、図やイラスト無し、標準フォントを利用することで、スキャナーに弾かれないCVを作成しましょう。下記のサイトにてあなたのCVをチェックすることが出来ます!
海外の履歴書の雛形
My Name
- London, W11 | 07900000000 • myemail@gmail.com
Personal Statement
- Dedicated and customer-focused professional seeking a challenging role in general customer service. Proven ability to ensure customer satisfaction through effective communication and problem-solving skills.
Key Skills
- Excellent communication skills, both written and verbal.
- Strong problem-solving abilities and adaptability.
- Proficient in using CRM software and Microsoft Office Suite.
- Customer-centric mindset with a focus on building positive relationships.
Employment History
Customer Service Representative | XYZ Company, Tokyo | MM/YYYY - Present
- Provided exceptional customer support via phone, email, and live chat, resolving inquiries and concerns promptly.
- Maintained accurate records of customer interactions and transactions, ensuring data integrity.
- Collaborated with cross-functional teams to address complex issues and improve overall service quality.
Sales Associate | ABC Retail, Tokyo | MM/YYYY - MM/YYYY
- Assisted customers in product selection, explained features, and facilitated sales transactions.
- Achieved and exceeded monthly sales targets through effective communication and product knowledge.
- Handled customer complaints with empathy and proactive resolution.
Education
- Bachelor of Arts in Business Administration | University of XYZ, Tokyo | Graduation Date
Certifications
- Customer Service Excellence Certification (MM/YYYY)
Languages
- English and Japanese
イギリスYouth Mobility Scheme(YMS): 仕事のチャンス
イギリスでの2年間のYouth Mobility Scheme(YMS)ビザで雇用先を見つけることは、課題がありますが、その分海外で仕事を出来るチャンスでもあります。一部の雇用主はYMSビザを持つ応募者を採用に踏み切ることに躊躇するかもしれませんが、仕事によっては日本語スキルの需要があり、その言語能力を持つ人にチャンスがある場合があります。 特定の産業では、翻訳サービス、国際ビジネス、日本のクライアントと幅広く取引する企業など、バイリンガルの従業員が求めらます。さらに、スタッフの入れ替わりが激しい業界では、一時的な労働者に頼ることが一般的で、短期の雇用の機会が広がります。 言語スキルだけでなく、適応性、迅速な学習、文化理解が必要になります。イギリスの日本人ビジネスコミュニティ内でのネットワーキングも大切で、国際的または短期雇用の企業をターゲットにすることも重要です。採用へのキーは、雇用主に対して自分のスキルと経験の価値を効果的に伝えることにかかっています。
スタッフの入れ替わりが激しい業界には小売り、ホスピタリティ、およびカスタマーサービスが含まれます。(カフェ、パブ、レストラン等も含まれます。)これらの仕事では、需要の変動や季節のピークに対応するために一時的な労働者を頻繁に採用します。また、イベントマネジメント、プロモーション活動、販売などは、プロジェクトの期間が異なり、柔軟なスタッフニーズがあるため、短期雇用の機会があるかもしれません。
また、イギリス在住の日本人には、日本企業とのリモートワークの機会も存在しますが、これについては各企業と個別の話し合いにより、実現するかもしれません。
YMSについて詳しく知りたい方は、こちらも合わせて読んでみては?
結論: 国際的なキャリアを得よう!
日本の履歴書と海外のCVの違いを理解することは、国際的な求人市場で成功するためには必要不可欠です。国際的なキャリアをスタートするためには、アメリカやイギリスの雇用主の期待に合わせてCVを調整し、キャリアの成功へのグローバルなアプローチを受け入れましょう。単なる求人応募だけでなく、英語圏での成功への道を切り開くことになるでしょう。
CVはあなたのパーソナルブランドです。それを精巧に作り上げ、ユニークな強みや経験を強調しましょう。