海外住所を書く方法:英語で郵便物を海外の住所に正しく送る
海外へ荷物を送付をする際、どのように正しく海外の住所を書くか。以下に、イギリス、アメリカ、カナダ、アイルランド、オーストラリアの住所の例を表で示します。
Name (名前) |
Address (住所) |
City (都市) |
State/Region (州/地域) |
Postcode (郵便番号) |
Country (国) |
Phone Number (電話番号) |
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John Smith | 123 Main St | London | - | SW1A 1AA | UK | +44 20 1234 5678 |
Jane Doe | 456 Elm St | Anytown | NY | 12345 | USA | +1 555-123-4567 |
David Brown | 789 Oak Ave | Toronto | ON | M5V 2B5 | Canada | +1 416-555-7890 |
Mary Murphy | 101 Pine St | Dublin | - | D01 1234 | Ireland | +353 1 234 5678 |
Sarah Johnson | 202 Maple Blvd | Sydney | NSW | 2000 | Australia | +61 2 3456 7890 |
地元の郵便局で住所を記入する際には、「To/Recipient Address」という用語が使われることがあります。これは、手紙や荷物を送りたい相手の住所であることを示すものです。正確な住所を記入することで、手紙や荷物が迅速に届くようにしましょう。日本から海外へ、海外から日本へ郵便物を送付する際に、ぜひ、このガイドを参考にしてみてください!
英語で住所を書く時のルール
宛名(Recipient’s Name)受け取る人の名前を最初に書きます。
- 通常は、名(First Name)が前に来て、姓(Last Name/Surname)が後に続きます。例えば、”Taro Yamada” や “Hanako Yamada” のようになります。
住所(Address)の部分は次のように書きます。
-
行先(Street Address): 番地やアパート番号、建物名などを含む具体的な住所を書きます。例えば、”123 Main Street” や “Apt 2B, 456 Elm Street” のようになります。
- 市区町村(City/Town):住所の所在する都市や町の名前を書きます。例えば、”New York” や “London” のようになります。
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州(State/Region):アメリカ合衆国の場合は、住所の所在する州の略語(2文字)を書きます。例えば、 “NY”(ニューヨーク州)や”CA”(カリフォルニア州)のようになります。他の国の場合は、州の代わりに県や地域などを書くことがあります。 イギリスではState/Regionを書く必要はありません。
- 郵便番号(Zip Code/Postcode):アメリカ合衆国の場合は、5桁または9桁の郵便番号を書きます。例えば、”10001” や “90210-1234” のようになります。イギリスの場合は、まずアルファベット1〜2文字から始まります。これは地域や地区を示します。例えば、「SW」はロンドンの南西部を示し、「M」はマンチェスターを示します。その後に数字とアルファベットの組み合わせが続きます。この部分は、特定の通りや建物を示します。他の国の場合は、郵便番号の規則に従って書きます。
- 国名(Country):住所の所在する国の名前を書きます。例えば、”United States” 、”United Kingdom” や “Japan” のようになります。
最後に、必要に応じてトラッキング番号(Tracking Number)または追跡番号(Reference Number)や電話番号(Phone Number)などを書くことがあります。
また、国際郵便の場合は、宛名や住所の形式が受け取る国の郵便制度に従っていることが大切です。電話番号は、荷物を受け取る時に、税関のスタッフや、配達員が電話をかけることもあるので、記載した方が良いでしょう。
どの言語で書く?
国際郵便を送る場合、非英語圏の国でも英語で住所を書くのが一般的です。たとえば、イギリスから日本に送られる郵便物は英語で書かれます。
海外へ荷物を送る時の注意点
海外に住んでいるご家族や、お友達に郵便物を送る、送りたいことはありませんか?そんな時は、下記の注意点に気をつけましょう!
- 適切な梱包:荷物をしっかりと梱包し、輸送中の損傷や破損を防ぐために保護しておきましょう。頑丈なダンボール箱や包装材料を使用し、荷物が揺れたり落ちたりしても安全に運ばれるようにします。海外では郵便物が乱雑に扱われることも多いです。
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税関手続きの準備:荷物が国境を越える際には、通関手続きが必要になる場合があります。適切な輸出許可や税関手続きを行い、送付先国の法律や規制に従いましょう。特に、特定のアイテムには輸出制限や禁止がある場合がありますので、事前に確認しておきましょう。また、一般的に、多くの国では特定の金額以下のプレゼントは基本的には関税や消費税の対象外となることがあります。海外へプレゼントを送付する際には、送り先の国の税関規定を確認しましょう。
- 正確な送付先住所:荷物を送付する際には、送り先の住所を正確に記入、記載しましょう。住所や郵便番号などの詳細が不明確だと、配達の配達が遅れたり、届かずに送り主へ戻ってしまうことがあります。
- 追跡サービスの利用:送り状番号や追跡番号を利用して、荷物の輸送状況を常に追跡します。これにより、荷物が正常に到着するかどうかを把握することができます。
- 適切な運送業者を選ぶ:信頼性の高い運送業者を選び、荷物の迅速かつ安全な配達を確保しましょう。各運送業者の料金やサービス、配達時間などを比較検討し、最適な選択肢を選びます。
- 保険の検討:高額な物や、貴重なものを送る際には、荷物の価値に見合った保険を検討のが良いでしょう。万が一荷物が紛失や損傷した場合に備えて、保険をかけることでリスクを軽減できます。 これらの注意点を守り、海外への荷物の送付プロセスをスムーズに進めましょう。