マルタの魅力とは？留学費用やビザ情報・メリットデメリットなど
海に囲まれた環境や、美しい街並みが魅力のマルタ。
留学費用が近隣のヨーロッパ諸国よりも安価で、短期留学はビザも不要なことから、マルタ留学を検討する方も多いはず。
この記事では、マルタ留学を計画する方に向けて、マルタ留学の費用やビザ情報、マルタ留学のメリット・デメリットなどを解説します。
- マルタとはどんな国？基本的な情報
- 留学期間別】マルタ留学に必要な留学費用の目安
- マルタ留学のメリット
- マルタ留学のデメリット
- マルタ留学は意味ない？よくある失敗例4つ
- 留学エージェントを利用するメリット
- まとめ｜マルタ留学で豊かな時間を楽しみながら英語力アップ！
マルタとはどんな国？基本的な情報
| マルタ | |
|---|---|
| 首都 | バレッタ |
| 総面積 | 316㎢ |
| 人口 | 56万3,443人（2024年） |
| 公用語 | マルタ語・英語 |
| 平均気温 | 11月〜4月：14℃ 5月〜10月：23℃ |
| アダプター形状 | BFタイプ・Cタイプ |
マルタは地中海に浮かぶ小さな島国です。海に囲まれた環境と、歴史を感じる美しい街並みに憧れ、近年ではマルタ留学を選ぶ学生が増えています。
マルタの広さは、東京都の7分の1程度と島全体がコンパクト。しかし人口密度は東京都の3分の1ほどで、ゆったりした環境です。
気温の変化も日本に比べて穏やかなため、のんびりと過ごすことができるでしょう。ただし紫外線が強いため、外出時はサングラスや日焼け止めなどが必須です。
また、マルタでは英語が公用語として話されています。店のメニューや看板なども英語表記が多く、日常会話にも英語が使われているため、英語力が自然に身についていくでしょう。
アダプター形状は、ヨーロッパ諸国と同じくBFタイプ・Cタイプが流通しています。
日本のコンセントプラグは差し込めないため、スマホやPCの充電をする際は、マルチアダプターを活用すると良いでしょう。マルチアダプターはネットショップで購入できます。
参考： Malta – EU country profile｜European Union｜ 基本情報｜マルタ観光局
留学期間別】マルタ留学に必要な留学費用の目安
マルタへの留学で必要な費用は、留学期間によって大きく異なります。具体的な相場は、以下の通りです。
| 期間 | 金額範囲 |
|---|---|
| 1週間 | 19万〜35万円 |
| 2週間 | 19万〜50万円 |
| 1か月 | 30万〜70万円 |
| 3か月 | 80万〜170万円 |
| 半年 | 150万〜330万円 |
上記の費用には、以下が含まれています。
- 往復の渡航費
- 手続き費用
- 海外留学保険費用
- 健康診断費用
- 学費
- 居住費
- 生活費
その他のヨーロッパ諸国への留学に比べると、マルタは学費や居住費などが安価な傾向にあります。そのため費用を抑えて、ヨーロッパ留学したい方にぴったりの国です。
また、マルタ行きの航空券は、7月〜9月のオンシーズンは高額になります。1月や2月のオフシーズンであれば往復10万円前後で購入できるため、航空券費用を節約する場合は、この時期に渡航するのがおすすめです。 マルタ留学に関するビザ情報について マルタへの留学期間が90日以内の場合、観光ビザ（シェンゲンビザ）で渡航が可能です。観光ビザは、申請手続きの必要はありません。
しかし90日を超えて長期滞在する場合は、現地で学生ビザを申請する必要があります。学生ビザの申請には100〜150ユーロの費用がかかり、留学先の学校からの受け入れ証明書や、十分な生活費を証明する書類などの用意が必要です。
また、マルタはシェンゲン協定に加盟しているため、シェンゲン協定の他国（フランスやドイツなど）への移動にも、ビザは必要ありません。 ただし、ビザなしでの滞在期間は90日以内に限られます。この期間には、マルタ滞在期間も含まれており、たとえばマルタに10日間滞在してからフランスに移動した場合、フランスの滞在期間は80日以内であることが条件です。
留学中に他国への旅行を検討している方は、日数管理に注意しましょう。
参考：
マルタ留学のメリット
マルタ留学の大きなメリットは、留学費用の安さです。
マルタはヨーロッパ諸国よりも物価が安価で、生活費を抑えて過ごすことができます。また、国自体がコンパクトなため、移動費用もほとんど発生しません。
街全体が観光スポットといえるほど、どこに行っても美しい景色を楽しめ、海に囲まれていることからアクティビティも盛んです。生活費や移動費用が少ない分、遊びや観光をより充実させることもできます。
さらに過ごしやすい気候であることや、ヨーロッパ系の留学生と交流しやすいことなども、マルタ留学ならではのメリットです。イタリアまで飛行機で1時間半、フランスまで3時間と近隣国への旅行もしやすいため、留学中にヨーロッパ観光を満喫するのも良いですね。
マルタ留学のデメリット
一方で、マルタ留学にはいくつかの課題もあります。その1つが、ワーキングホリデー制度の利用ができない点です。
マルタにはワーキングホリデービザが存在しません。そのためアルバイトをしながら学びたい場合は、学生ビザを取得する必要があります。学生ビザを取得しても、働ける時間は限られているため、学業と収入を両立することは難しいでしょう。
さらに、街全体が観光地であることは、遊びの誘惑の多い環境ともいえます。遊びに夢中になり勉強時間が減り、目標としていた英語スキルを身につけられず帰国する学生も、少なくありません。
日本からの直行便がないことや、コンパクトな国であることから滞在先を個人で見つけることが難しいことなども、マルタ留学のデメリットです。留学経験のない人にとって、1人でマルタへの留学プランを立てるのは、難しいかもしれません。
マルタ留学は意味ない？よくある失敗例4つ
「マルタ留学は意味がない」と考える学生もいる ようです。なぜ、マルタ留学は意味がないと感じてしまうのでしょうか。
マルタ留学は意味がなかった、と感じさせてしまうよくあるマルタ留学の失敗例を見ていきましょう。
1.費用だけで選んでしまった
その他のヨーロッパ諸国への留学に比べて、マルタ留学は費用を抑えて実現できます。予算を重視する方にとって魅力的な国ですが、費用の安さばかりに重点を置くと、十分な学習やサポートを得られない可能性もあります。また、安価な滞在先は設備が不足していることも少なくありません。遊び・食事費用の節約をしすぎて、楽しい思い出をつくれない失敗例もあります。
留学の成功には費用だけでなく、語学学校のカリキュラムや滞在先の環境なども重視することが大切です。マルタで充実した日々を送れるかどうかを長期的に見て、最適なプランを選びましょう。
2.日本人とばかり一緒に過ごしてしまった
マルタには日本人の留学生も滞在しています。慣れない海外で同郷の人と出会うと、安心感から日本人とばかり過ごす時間が増えることもあるでしょう。
しかし日本語で話す時間が増えると、英語の使用機会が減ります。その結果、留学の目的である英語力の向上が十分に達成できなくなる可能性もあります。
せっかくの留学生活を無駄にしないためにも、意識して現地の人や他国からの留学生と交流し、語学力を磨くことが大切です。
3.遊びに夢中になってしまった
マルタは観光スポットが多く、アクティビティも盛んです。勉強の合間にリフレッシュできる環境が多く、日々を楽しく過ごせる国ですが、遊びに過度に時間を割いてしまうと勉強時間が減ってしまいます。その結果、学習目標に到達できず、十分な英語力を身につけられないまま帰国する失敗例もあります。
留学中は時間を有効に使うことが大切です。遊びと勉強のバランスを取り、メリハリのきいた生活を送るように心がけましょう。
4.訛りの強い英語を身につけてしまった
マルタでは公用語に英語が使われていますが、現地の人が話す英語のイントネーションには、ややマルタ語の「訛り」が含まれています。
長期留学でマルタの英語に慣れすぎてしまうと、他の国の英語が聞き取りにくく感じるかもしれません。またマルタ訛りの英語が、他国の人には伝わりにくい可能性もあります。
語学学校で正しい発音や文法を学びつつ、日常会話では実用的なリスニング力を養うなど、マルタ訛りの英語に慣れすぎないよう注意しましょう。
留学エージェントを利用するメリット
マルタ留学を成功させるためには、留学エージェントへの相談がおすすめです。
留学エージェントは、留学経験者の視点や最新の情報を基に、一人ひとりの希望や条件に合わせた適切な留学プランを提案します。学校選びや滞在先の手配、航空券手配やビザ申請に関する手続きのサポートなども可能です。
また、現地で生活を送る上で、トラブルや悩み事が生じた際も相談に乗ってもらえます。
一人で留学の用意をすることが心配な方や、不安を抱える方は、ぜひ留学エージェントに相談してみてください。きっと留学を決意した方の、心強い味方となるでしょう。
留学ジャパンダでは海外生活や仕事の経験が豊富なスタッフが、留学生の悩みを解消します。エージェント手数料は無料のため、どんな些細なことでも、お気軽にご相談ください。
まとめ｜マルタ留学で豊かな時間を楽しみながら英語力アップ！
マルタは美しい街並みに加えて、アクティビティも豊かな街です。留学費用もその他のヨーロッパ諸国よりも安価なため、留学費用を抑えて留学したい方にぴったりの選択肢といえます。
マルタ留学を検討している方は、ぜひ本記事を参考にして、マルタ留学の準備を進めてみてください。
不安なことやわからないことなどあれば、留学ジャパンダまでどうぞお問合せください。
スタッフ一同、あなたの留学を心より応援しています！
