ワーホリの年齢制限について: 完全ガイドを紹介

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ワーキングホリデーは、若者が他国で仕事や日常生活を通して、新しい文化や環境を知るためのプログラムとなっています。また、日本とは全く違う社会、環境での生活に適応する力を育むことが期待されます。

ワーホリに参加する際には年齢制限が適用されることが一般的で、ほとんどの場合で18歳以上30歳以下となります。この年齢制限は、若者層が、留学や仕事を通じて自己成長をできることが大きな狙いとなっているからです。

このブログでは、ワーホリの基本概念から、特に重要な年齢制限について話してきます。各セクションでは、ワーホリに関する基本的な情報から、特例や克服策までを解説していきます!留学や仕事を通じて広がる大きく広がる可能性についてお話し、ワーホリを考えている人たちの助けとなればと思います。


私自身イギリスのYMS経験者

私自身、イギリスでのYMS(Youth Mobility Scheme)、カナダでのワーホリと経験しています。イギリスへ渡航する前に、アメリカのサンディエゴにて短期語学留学をし、その後日本で子供の英会話教室のアシスタントディレクターとして3年ほど勤務し、その後、YMSでロンドンへ渡英。イギリスロンドンでは、ナニー(Nanny)として、カナダと日本のクオーターの子供たちのお世話を約2年ほどしていました。ナニーとは、日本で馴染みのない職業ですが、ベビーシッターのようなお仕事です。その後、ナニーをしていた家族がカナダに帰国するとのことで、私も一緒に来て欲しいとお願いされ、カナダのトロントへ移動しナニーのお仕事を続けました。初めはワーホリのビザを取得し、その後、ワークパーミットを申請する予定でしたが、ロンドン滞在中に出会った彼と結婚することとなり、日本に一度帰国し、配偶者ビザを申請し、イギリスへと戻ってきました。 その後、イギリスでは、色々な職業を経験しました。カスタマーサービス、Airbnb(民泊)を行っている会社の事務と実際のチェックインの立ち会い、そして語学学校の営業など。

イギリスのYMSは2年間滞在出来るので、友達もたくさん出来ましたし、日本では出来ない体験もたくさん出来、視野が広がったと思います。また、アメリカでの短期留学で基本的な英会話は問題なくでしましたが、実際にイギリス、カナダに住み、ネイティブの方、またネイティブではない人たちとの英語を使っての会話、実際に現地で使うビジネス英語などで英語力も格段にアップしました! 海外での働き方、日本人以外の人たちと一緒に働くことができる貴重なワーホリを体験でき、私の人生を大きく変えてくれました。

my journey

年齢制限

ワーホリでは、一般的に年齢制限が設定されています。ワーキングホリデーは、若者層に向けて規定されています。 年齢制限は国によって違いますが、一般的には、18歳から30歳までです。一部のプログラムではこれより広い範囲を対象としている場合もありますし、25歳までとしている国もあります。具体的な要件については、国や地域により異なりますが、基本的な条件として、健康状態やビザの取得が挙げられます。

ワーキングホリデーにおける年齢制限の設定には、いくつかの理由があります。まず第一に、異文化交流が目的とされています。また、若い世代に仕事や生活をする上で、幅広い経験を積む機会を与え、将来的に国際的な視野を広げ、キャリアを積んでいく上で手助けにもなります。

年齢 最大人数
オーストラリア 18歳から30歳 制限なし
ニュージーランド 18歳から30歳 制限なし
カナダ 18歳から30歳 6,500
韓国 18歳から30歳 10,000
フランス 18歳から30歳 1,800
ドイツ 18歳から30歳 制限なし
イギリス 18歳から30歳 6,000
アイルランド 18歳から30歳 800
デンマーク 18歳から30歳 制限なし
台湾 18歳から30歳 10,000
香港 18歳から30歳 1,500
ノルウェー 18歳から30歳 制限なし
ポルトガル 18歳から30歳 制限なし
ポーランド 18歳から30歳 500
スロバキア 18歳から30歳 400
オーストリア 18歳から30歳 200
ハンガリー 18歳から30歳 200
スペイン 18歳から30歳 500
アルゼンチン 18歳から30歳 日本からアルゼンチンへ: 200
アルゼンチンから日本へ: 400
チリ 18歳から30歳 200
アイスランド 18から26歳 30
チェコ 18歳から30歳 400
リトアニア 18歳から30歳 100
スウェーデン 18歳から30歳 制限なし
エストニア 18歳から30歳 日本からエストニアへ: 制限なし
エストニアから日本へ: 100
オランダ 18歳から30歳 200
ウルグアイ 18歳から30歳 100
フィンランド 18歳から30歳 日本からフィンランドへ: 制限なし
フィンランドから日本へ: 200
ラトビア 18歳から30歳 100

年齢制限の克服策

ワーキングホリデーへの参加において、年齢制限を超えている場合、代替案が必要になってきますよね?以下は、ワーホリに参加できる年齢を越しているが、海外にて生活したいと思っている人たちに向けた、アドバイスや代替案です。

目標の明確化: 年齢がワーキングホリデーの制限を超えている場合、まず自身の目標を明確にしましょう。どの国でどのような経験を積みたいのか、具体的なキャリア目標は何かを考えることが重要となります。目標が明確であれば、より適切な戦略を立てやすくなります。

異なるプログラムの検討: 通常のワーホリ参加が難しい場合、留学プログラムや研修プログラムなど、他の種類の国際交流プログラムを検討してみましょう。これらのプログラムも異なる文化での経験を提供し、新しい視野を広げることができます。例えば、学生ビザなど。イギリスにはShort-Term Visaで11ヶ月滞在し、勉強出来るVisaもあります。また、観光ビザでの短期語学留学(国によっては、最大6ヶ月)も可能です。

専門職やスキルの活用: 年齢制限を克服するためには、持っている専門職やスキルを活かすことが大切です。特定の職種やスキルが求められている国々では、年齢よりもその専門性が重視されることがあります。イギリスでは、医療関係や、介護関係の仕事など: 成功事例の研究: 年齢制限を克服し、ワーホリや留学、海外で経験を積んだ人達の事例を見て見てみましょう。どのように年齢制限を乗り越え、目標を達成したのかを知ることで、自身の戦略に役立つ情報を得ることができまるでしょう。

そして、オーストラリアではワーホリの年齢制限の引き上げも良く話題に上がりますよね。実際に、2024年より、イギリスのYMS(Youth Mobility Scheme)の韓国人の年齢制限は35歳までに引き上げとなりました。日本でも、ワーホリの年齢の引き上げがあるかも知れません。こまめに、政府ウェブサイトやニュースをチェックしましょう。

ワーホリを検討する上での注意点

ワーキングホリデーを検討する際、ビザの取得や滞在中の生活に関する具体的なアドバイスが重要です。以下に、ワーホリ検討前、もしくは、ワーホリに行くことが決まっている方達へ、実践的な情報やアドバイスをします。

一部の国では、ビザ取得に高額な手数料が発生する場合があります。また、些細なミスや不備があるとビザが却下され、再度手続きを行う必要が生じることもあります。ビザ申請は慎重に行い、必要な情報や書類が揃っているか必ず確認しましょう。

ビザ申請や生活準備において、言語がハードルになることがあります。申請書類や、手続きなどが不安な場合は、翻訳サービスを活用するか、専門家、ビザ代行サービスなどを利用することを検討しましょう。政府の公式ウェブサイトで提供される情報を必ず参照しましょう。

ワーホリを成功させるためには、ビザ関連の情報収集が不可欠となります。慎重で正確な手続きを心がけ、円滑な滞在を実現させましょう。

住居の探し方

異国での生活では、適切な住まいの確保が重要となってきます。ワーホリで生活しているほとんどの人が、まずは、語学学校に通いながらホームステイや学校の寮に滞在し、その後、シェアハウスやシェアフラット(アパートやマンション)に住むこととなると思います。シェアハウスなどに住む場合は、多くの場合で不動産屋さんを通さず、大家さんとの直接契約となることになるでしょう。デポジットはいくらなのか(いつ、どのように返して貰えるのか)、最低どれくらい住まないといけないのか(引っ越しする場合はいつまでに伝える等)、光熱費は全て込みなのか等を確認することも重要です。大家さんにメール、電話で直接連絡をとり、まずは内見のアポを取ります。どこの国でも住まい探しは競争率が非常に高いので、行動力と決断力がキーです。

下記、各国の住まい探し(シェアハウス)のおすすめウェブサイトです。

イギリス

MixB (日本語サイト), SpareRoom (英語サイト), Rightmove(英語サイト)

カナダ

e-Mapleカナダ(日本語サイト), Craigslist (英語サイト)

オーストラリア

日豪プレス (日本語サイト), Gumtree (英語サイト)

言語能力について

英語以外の言語を活用出来る仕事も多くあります。日本企業での勤務やバイリンガルのニーズに応える仕事もあります。また、仕事によっては、ビジネス英語が必須ではない仕事も多くあり、語学スキルに自信がなくても積極的に仕事に取り組むことができます。現地での言語交流や仕事を通してスキルアップも期待できます。カスタマーサービス業(カフェ、カジュアルレストラン)では、日常会話程度で仕事をゲット出来ることがあります。現在は、多くの都市で日本食レストランもありますので、そこで仕事を見つけることも出来ます。また、日本での仕事経験をいかし、オフィスワークなどをされたい方は、ビジネス英語が必要となりますので、日本での英語学習また、現地で語学学校などで、ビジネス英語を学ぶのもオススメです。

仕事の見つけ方:

大都市では仕事の機会が多く、リモートワークも増加しています。様々な業種や職種での求人情報にも目を向け、自身のスキルや経験を生かした仕事を見つけましょう。仕事探しでは、上記住まい探しでオススメした、日本語サイトにも求人が載っています。 また、indeedなどで、現地の仕事を探すのもオススメです。(私は、indeedにて現地の仕事を数回見つけています)そして、海外ではLinkedInが多く活用されていますので、ワーホリで渡航される前にLinkedInのアカウント作成、職歴のアップデートをされることもオススメです。海外での仕事探しでは、経験を重視して採用されることが非常に多いので、日本での仕事の経験を活かせる仕事探しをオススメします。 また、飲食業などでは印刷した履歴書を持って自分を売り込みに行くことも効果的です。

潜在的な課題への対処と人間関係:

新しい環境での生活や仕事は、ストレスを感じることもあると思います。事前に、実際に仕事探しや家探しをした人たちの成功例を通じ、計画的に、ポジティブに行動することが大切です。また、現地で語学学校などに通い、友達を作り、情報を共有することも非常に大切になってきます。もちろん、現地で色々な国人と触れ合うことも大切ですが、時には日本語で悩みを相談できたり、愚痴を話し、息抜き出来る環境を作ることも必要かも知れません。

安全と健康:

異国での生活において安全と健康は最優先事項です。現地の法律や緊急時の対処法、医療制度について理解し、安心して滞在できるような心構えが必要です。これには旅行保険の加入や必要な予防接種の確認も含まれます。 ワーホリは新しい冒険や希望に満ちた経験を提供しますが、計画と情報収集が成功の鍵です。海外での生活においては、柔軟性、順応性とポジティブなマインドセットが重要です。各セクションで提供したアドバイスと情報を参考に、自身に合ったワーキングホリデーを計画してください。

最後に

このブログでは、ワーホリのコンセプトや、年齢制限、また、年齢制限を超えている場合、ワーホリを行う上で必要になってくる情報等をシェアしました。年齢制限など、しっかり理解し、計画性を持って行動することが大切です。各国、それぞれ条件等違ってきますので、しっかり理解し情報収集していきましょう。 私自身のワーホリ経験も少しお話ししましたが、短期語学留学も含め、海外に出て色々な人たちと交流を持ち、世界観が変わりました。海外に出て、仕事を探したり家を探したりと不安なことも多いですが、事前に、情報収集し計画的な行動をすれば必ず素晴らしい経験が出来ます。 ワーホリを考えている方たち、年齢と関係なくチャレンジし、新たな人生を切り開きましょう!

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Mai イギリス、カナダ、アメリカにて留学また社会人経験、語学学校勤務の経験のある留学エージェントカウンセラーそして留学Japandaのライター