ヨーロッパの英語圏の国はどこ?:ワーホリ、留学に最適的な国

留学ジャパンダ-sketch
  • ヨーロッパ 英語圏
  • 英語圏

英語圏でのワーキングホリデーや留学を考えている人は非常に多いでしょう。英語が公用語、または第一言語として使われる国の紹介をしていきます。自身のキャリアアップ、異文化交流あるいは新しいことに挑戦したい方にとって、英語圏でのワーキングホリデー、留学体験は、素晴らしい物になるでしょう。


英語が世界的に使われる理由

多くの国が歴史的、政治的、経済的、あるいは文化的な理由から英語を第二言語または公用語として使用しています。以下にその理由を紹介しています。

植民地:インド、パキスタン、フィリピン、ナイジェリアなどの国々はかつてのイギリスの植民地であり、英語は植民地支配期に行政や教育の言語とし英語が導入されました。

グローバルな貿易とビジネス:国際貿易、金融、ビジネスでは広く英語が使用されています。シンガポール、マレーシア、UAEなどの国々は、グローバルパートナーとのコミュニケーションを容易にするために英語を使用しています。

教育:英語は大学などの高等教育や専門分野での指導言語としてよく使われます。ドイツや韓国などの国々は、英語学習を重視してグローバル市場での競争力を高めています。

観光:タイやマレーシアなどの観光業が盛んな国では、国際観光客とのコミュニケーションを円滑にするために英語が使用されます。

国際関係:英語は外交や国際機関での主要な言語です。トルコやウクライナなどの国々は、英語を使用して国際社会との関わりや国際フォーラムへの参加を図っています。

文化的影響:英語を話す国々(アメリカやイギリスなど)は、世界的に強力な文化的影響力を持ち、さまざまな領域での英語の導入をもたらしています。

これらの要因が、多くの国々で英語を第二言語として広く使用される一因となっています。

世界の英語圏の国

* 英語が第一言語として話されるカリブ海諸国など一部の国では、強いなアクセントで英語を話すことがあり、Broken Englishと呼ばれます。Broken Englishは一部の人にとって理解しにくいかもしれません。しかし、現地の人は、観光客が理解しやすくするためにアメリカ英語を使ってくれることが多いでしょう。

** 英語が公用語であるかどうかにかかわらず、英語が主要な言語として使われないことがあります。一部の国では、さまざまな言語が話されており、異なる言語を使用する人々とのコミュニケーションに英語が使われることがよくあります。

国名 地理的地域 主要言語
アンティグア・バーブーダ カリブ海 はい *
バハマ カリブ海 はい *
バルバドス カリブ海 はい *
ベリーズ 中央アメリカ はい *
ボツワナ アフリカ はい
ブルンジ アフリカ いいえ
カメルーン アフリカ いいえ
カナダ 北アメリカ はい
ドミニカ カリブ海 はい *
エスワティニ アフリカ いいえ
フィジー オセアニア はい **
ガンビア アフリカ いいえ (公式・教育)
ガーナ アフリカ はい
グレナダ カリブ海 はい *
ガイアナ 南アメリカ はい *
インド アジア  
アイルランド ヨーロッパ はい (アイルランド語は共同公用語)
ジャマイカ カリブ海 はい *
ケニア アフリカ はい (ビジネスや教育で使用)
キリバス オセアニア いいえ
レソト アフリカ いいえ
リベリア アフリカ はい
マラウイ アフリカ はい **
マルタ ヨーロッパ いいえ (公式・ビジネス・教育で使用)
マーシャル諸島 オセアニア いいえ
ミクロネシア連邦 オセアニア はい
ナミビア アフリカ いいえ **
ナウル オセアニア いいえ (広く話されている)
ナイジェリア アフリカ はい (公用語として使用)
パキスタン アジア いいえ (公式・教育で使用)
パラオ オセアニア いいえ
パプアニューギニア オセアニア はい (公式・教育で使用)
フィリピン アジア いいえ ** (公式・教育・政府で使用)
ルワンダ アフリカ いいえ
セントキッツ・ネイビス カリブ海 はい *
セントルシア カリブ海 はい *
セントビンセントおよびグレナディーン諸島 カリブ海 はい *
サモア オセアニア いいえ
セイシェル アフリカ / インド洋 いいえ
シエラレオネ アフリカ はい *
シンガポール アジア はい ** (公用語・教育で使用)
ソロモン諸島 オセアニア はい
南アフリカ アフリカ はい (公用語・教育・フォーマル経済で使用)
南スーダン アフリカ はい
スーダン アフリカ いいえ
タンザニア アフリカ はい (ビジネスや教育で使用)
トンガ オセアニア いいえ
トリニダード・トバゴ カリブ海 はい *
ツバル オセアニア いいえ
ウガンダ アフリカ はい
バヌアツ オセアニア いいえ
ザンビア アフリカ はい **
ジンバブエ アフリカ はい

英語圏で最も人気のある語学留学、ワーキングホリデーの国

以下は、語学留学、またはワーキングホリデーの年齢層が好みワーホリや留学先として選んでいます。ワーキングホリデーは通常18〜32歳の間です。一部の国は35歳までの年齢制限を引き上げています。年齢の引き上げが、よりワーキングホリデーへの興味を高めてくれる事でしょう。

english-speaking-countries-europe

アメリカ

アメリカは、語学留学などで日本人が選ぶ人気の国です。アメリカは、夢と希望に満ちた約束の地とされています。Big Dreamを持つ人や高い目標を持つ人たちの多くは、アメリカに住みたいと思う事でしょう。英語は唯一の公用語ですが、多くの移民と多文化主義が魅力です。アメリカには多くのメキシコからの移民がいるため、スペイン語など他の言語を練習したい場合でも、練習相手を簡単に見つけることができるでしょう。シリコンバレーなどのテクノロジーハブで働くことを夢見たり、ロサンゼルスでエンターテインメント業界を探求したりする場合でも、アメリカはダイナミックな体験が出来ることでしょう。

イギリス

イギリスは、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる国で、長い歴史があり、多様な文化、キャリアの機会に満ち溢れています。ロンドンは、様々な国際金融センターとして世界中から専門家を惹きつけており、エディンバラやマンチェスターなどの都市はユニークな魅力を持ち、若者に人気があります。

イギリスはワーキングホリデーではなく、YMS(Youth Mobility Scheme)と呼ばれるビザがあり、18歳から30歳までの若者に2年間働いたり勉強できる機会が与えられます。

カナダ

カナダは、色々な人を歓迎してくれる雰囲気のある国で、壮大な自然の美しさ、強力な経済を備えていて、ワーキングホリデーや留学に理想的な国です。トロント、バンクーバー、モントリオールなどの都市は、活気あり仕事のチャンスも多く、多文化の中心地です。テクノロジー、ヘルスケア、ホスピタリティ、屋外産業などのチャンスを探索しながら、カナダのフレンドリーなコミュニティと素晴らしい絶景を堪能できます。

オーストラリア

オーストラリアは、天気が良くのんびりしたライフスタイルを送れます。自然も多く、しっかりとした経済で知られており、語学留学やワーホリ先として非常に人気です。シドニーとメルボルンは様々な仕事の機会がある都市で、クイーンズランドなどの地域では観光、農業、環境保護などの機会が提供されています。

ニュージーランド

ニュージーランドの自然の美しさ、フレンドリーな国民性、さらにワークライフバランスがワーキングホリデーをしているまたはしたい人から人気です。オークランドとウェリントンは活気ある都市となっていて、クイーンズタウンやクライストチャーチなどの地域では観光、アドベンチャースポーツ、環境保護の機会が提供されています。

シンガポール

シンガポールは英語圏ではありませんが、英語が公用語の1つとして使われています。シンガポールは国際都市国家で、金融、テクノロジー、物流、ホスピタリティなどの機会が多く提供されています。効率性、安全性、多文化の雰囲気を持つ国となっています。

英語レベルが高い国

英語が第二言語として話される国では、英語レベルは年齢などによって異なります。ヨーロッパでは、通常、若い世代が英語を話すのが上手です。日本と同じで、一部の年配世代は英語で話すことを拒否し、英語を聞くことで不快感を示されることもあるかもしれません。

以下の国は英語を第一言語として使用していませんが、世界でも英語レベルの高い国です。

ランキング 国名
1 オランダ
2 オーストリア
3 デンマーク
4 ノルウェー
5 スウェーデン
6 ベルギー
7 ポルトガル
8 ドイツ
9 クロアチア
10 ギリシャ
11 ポーランド
12 フィンランド
13 ルーマニア
14 ブルガリア
15 ハンガリー
16 スロバキア
17 リトアニア
18 ルクセンブルク
19 エストニア
20 セルビア
21 チェコ
22 スイス

英語が第一言語として話されるヨーロッパの国

「第一言語」とは、最初に習得し、日常的に使用する言語のことです。一般的に、その人の母国語または母語と呼ばれる言語です。

下記は、英語が第一言語のヨーロッパの国です。

国名 主要言語の使用
アイルランド はい (アイルランド語は共同公用語)
マルタ いいえ (公式・ビジネス・教育で使用)
イギリス はい

英語を話す非主権地域

下記の場所はすべてイギリスの領土であり、英語を使用しています。ただし、ビザや入国要件はイギリスと異なる場合があります。

国名 / 地域 主要言語の使用
キプロスのアクロティリとデケリア 英語
ジブラルタル 英語
ジャージーとガーンジー 英語
マン島 英語

結論

英語圏の国では、日本人が好む労働条件を提供している国も多く、日本とは違う労働環境が整っています。

英語が第一言語または第二言語として世界的に広く使われていることで、国境を越えたコミュニケーションが取りやすくなりました。

まずは、自分の目標を持ち、少しづつ英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか?

予約なしで24時間いつでも受講可能!【Cambly(キャンブリー)】

NOVAはこども英会話も講師は全員外国人!

(Updated: )
author-avatar
Mai イギリス、カナダ、アメリカにて留学また社会人経験、語学学校勤務の経験のある留学エージェントカウンセラーそして留学Japandaのライター